帰宅自転車レース

荻窪の実家に引越しをして、早3週間。
駅から徒歩17分の我が家のため、自転車で駅まで行くのが日課。
で、最近の楽しみが、帰宅自転車レース。
レースのコースは毎日の帰宅ルート。
競争相手は、そこらへんを走っているギア付チャリ（見知らぬ人）

今日のバトルは最高に白熱したものになった。

ｼｮﾎﾞｼｮﾎﾞ商店街を抜けたところに、今日のターゲットを発見。
ギア付チャリ、走者は男性。今日のターゲットを２０ｍ先に確認。
どこで抜きにかかるか、２０ｍの差を縮めるためギアを2速に入れつつ考える。

緩やかな下り坂、距離が１０ｍ程度に近づいた、
しかし次は炎の右折、そしてその後即左折。
このコーナーでの追い抜きは、非常に危険と瞬時に判断し、
軽快にこぐ走者の後ろで虎視眈々とチャンスを狙う。

「あっ！」
ターゲットが後ろにつけた私を確認した。そして奴め、右折＆左折でスピードを緩めず
突っ込むらしい。

彼のコーナーワークはすばらしかった。
１０ｍに縮めた差も、コーナーで１５ｍ強に広がる。
次のチャンスは緩やかな上り坂バックストレート、と判断。
上り坂にもかかわらず、ギアを３速にし、加速にかかる。

奴、またしても後ろの私を確認し、奴もギアを上げ加速した！！
ﾑﾑ！私を簡単に引き離せると思ったら大間違いだ！
重いペダルを精一杯こぎ、その差５ｍ、バックストレートが終わるまであと１ブロック。
このままなら、最終コーナーで追い抜き可能かと思い、
奴の左側からその姿を捕らえる。
その差０．５チャリ差！！今日の勝利を確信した瞬間、
突然、ターゲットが超小道にて右折。

走者がコーナーアウトしたため、勝手な自転車レースは幕を閉じるのであった。
そして、とっさに時計を確認。

ただいまのタイム5分40秒。コンディション小雨、タイヤの空気少なめ。
白熱した戦いだっただけに、天気もタイヤもいまいちだったが、なかなかの好成績。

こうやって見知らぬチャリ人に競争心を燃やす、暴走チャリ暦19年の乙女であった。
そして来る日も来る日も、自転車に乗ったすべての日が戦いなのであった。

チャンチャン

コメント 2

帰国したらぜひ、私とトライアスロンリレーに出ましょう！（笑）
by なまみ (2006-07-26 00:00) 

いやいや・・・。勝手なままチャリレースなんで、トライアスロンなんて
絶対無理っす。
by のんち (2006-07-27 00:44)