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University of California, Irvine ACPコース [UCI授業]

土曜日だというのに、6時30分に起きてしまった。超損した気分。

毎月2日が来ると、ああ、これで留学生活○ヶ月目に突入だ。と思い、時間が経つのは
本当に早いもんだと、この日が来るたびに、同じ日に到着し、たまたま同じコースを受講している戦友Miyabiと実感するのであった。

7ヶ月を記念して、これからUCIのACPコースを受講しよう、と思っている方々、Irvineに留学しようと思っている方々に自分の経験と、各方面から聞いた情報で主観を交えながら、解説しよう。
相当長いブログになると思うので、お時間のある人は読んでくだされ。



 そもそもACPとは何か?については、こちらの記事でどうぞ。

<価格>

学費は各科目、約$5500/ 1 Quarter。つまり3ヶ月で60万強支払うのだ。
うぅ、高い、と思うけど、クオリティーは相当いい!!

この辺りにある語学学校で、英語だけ学ぶならば、1/4程度の学費で留学できるけど、
ぶっちゃけ安いだけの学校を選ぶと、日本人しかいない、英語を話さない、という現実と直面し、
ただ遊ぶだけの遊学となってしまう。しかもアホっぽい子ばかり。(知人談)
確かにバス通学している時に見かけた、語学学校の日本人生徒。
ずーっとバスの中で日本語を話し、見るからに親のお金で遊びに来てます!
って人ばかりだった。

つまりACPは英語+アカデミックにビジネスを学びたい人には、本当にお勧めのコースである。
ESL 4週間のビジネスイングリッシュという授業も受講したけど、
ESLのコースは今思えば、かなり簡単で、語学の勉強が半分を占めていて、
ビジネストピックは半分しかない。
そんな私も、最初は授業に戸惑い、相当いっぱいいっぱいになっていたっけ

<申し込み>
私は情報が無かったから。情報収集を兼ねて留学エージェントに申し込みを
依頼したのだが、お金の無駄なので、個人でUCIに申し込むのが一番。
ほんとに役にたたないエージェント。学校がやっている
日本語サイトで申し込みできるぞ。

<メリット>
ACPコース 5コースあるのだが、そのうち2コースを取って、インターンシップをすると
OPT(Optional Practical Training)が申請できるのだ。

これは短大、大学、大学院、専門学校(語学学校は除く)を卒業した全ての留学生が申請でき、雇用主が決定していなくても申請可で期間は1年のみ、延長は不可能。専門学校卒業生は4ヶ月の在籍期間に対して1ヶ月の研修期間が、最高6ヶ月まで認められるとのこと。
つまり、ACPに9ヶ月在籍すると、アメリカで学校を卒業したのと同じ労働の権利が
与えられるってこと。

<ECP>
ACPコースと同じようにECPコースという夜間のコースもある。
価格は割安で、かつ授業の選択肢が多いらしい。
夜間コースの場合、昼間仕事をして夜に勉強しに来ている人がほとんどだから、
Internatinalな生徒向けではなく、地元の人向け。
授業の半分はディスカッション形式らしく、相当しゃべりとリスニングに自信が無い人は
ついていけないので受けないほうがいいらしい。(知人談)

<ACP 5コース>
Business Administration
Global Operations Management(来期から名前が変わるらしい)
Intenational Hosptality Management
Marketing
Teachig English as Foreign Language

Business Administration
マーケティング基礎、ファイナンシャル、マネージメント、Eビジネス、コミュニケーションと
ビジネスの基礎を学ぶコース。
これはあまり楽しくないし、実践的ではないらしい。しかも簡単とのこと(知人談)
Global Operations Management
貿易の基礎、世界経済の基礎、マーケティング、交渉、プランニングを学ぶコース。
将来国際的な会社を起業したい人や、貿易に携わりたい人にお勧め。
主観だけど、ACPの中で一番アカデミック、かつよくできているコース。
Intenational Hosptality Management
ホテルやレストランなど、接客業の起業を目指す人のコースとのこと。(知人談)
まだ新しいコースのためか、トピックのためか、わからないが、内容は簡単らしく、
授業の雰囲気もリラックスした感じとのこと。
Marketing
プレゼンスキル、マーケティング基礎、マーケティングリサーチ、リサーチツール、
CRM(Custmer Relationship Management)、Branding、プランニング、と
将来マーケティングに携わる人にとって基礎となるコース。
特に
マーケティングリサーチの授業は相当面白かったし、役に立つ。
企業のマーケティング部といったら、やっぱり物やらサービスやらを売り込む戦略の中心
ということになるのだろう。よって、必ず各授業の最後にはプレゼンがあり、
自分たちがやりたいことを的確に人に説明できる能力を養うようなカリキュラムになっている。
Teachig English as Foreign Language
その名のとおり、英語教師を目指す人のためのコース。
英語を教えるための基礎、テクニック、しゃべりのスキルなどを磨くコース。
地元の幼稚園に研修に行き、ネイティブの子供に英語を教える実習があるとのこと。
相当楽しそうだけど、宿題がもりもり、プロジェクトも大量、かなり、きついらしい(知人談)

と、以上5コースから構成されている。

<インターンシップ>

そしてオプションとして地元企業で無給で働く3ヶ月のインターンシップ。
申し込むと、インターンが始まる前のQuarterに、英語の履歴書の書き方、面接の受け方などを
勉強する授業が実施される。土曜日に2回、9時~5時まで。
学校から、インターン生を過去に受け入れてくれた企業、インターンに興味がある企業の
リストをもらえる。基本的にはそのリストを元に企業探しをする。
ただ、学校は企業が見つかるのを保障しないので、あくまでも自分で探すのが前提。

人によっては、名刺のコピー取りやら電話受付やら、テニスのコーチがメインの仕事になっていて、ぶっちゃけ、ACPでやってきた勉強を生かしている人は少ないと思われる。
(だから企業選び、面接で仕事をクリアにしておくことが大事!!)
しかし、場合によっては実際に足をつかってリサーチしたり、
企業から依頼されたリサーチをしたり、新製品の販売のための売り上げ予測やら、コスト計算などをして、相当な戦力になっている人もいる。

<ACPコース総論>
ACPコースの一部は、International生徒用MBAのコースの一部にもなっており、
実際私のクラスにもMBAの生徒が10人在籍中。
そもそもCertificateコースだから、MBA卒業の学歴が取れるわけでもないし、
大学卒業の学歴が取れるわけではないが、あとは企業に入るときに
どうやって自分をアピールし、職を獲得するかが問題なのだろう。
授業に対しても、どういう姿勢で望むかによって、知識の入り方は違うし、楽しさも違う。
プロジェクトも適当、授業の半分寝てる、学校に来ないといういい加減な人が
いないわけではないが、Certificateが取れずお金の無駄になった人や、
カンニングで自国へ強制送還された人もいる。医者に診断書を書かせて、交渉している人も。

高い学費を払って、人生の貴重な時間を費やすので、じっくり考えて価値のある
留学生活にしたいものだ。

自分が留学を決めたとき、現地の情報が無くてものすごい不安かつ、
情報収集に苦労したし、エージェントの嘘情報でものすごい困ったし腹が立ったので、
これから留学を考えているみなさんの参考になったらと思い、
長々と書かせていただきました。嘘つきエージェントも腹が立つから名前を明かしたいけど、
それは控えます。UCI日本語サイトで申し込みをお勧めします。
私の主観やら、知人談も多いので、ご参考までに。



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コメント 1

KUWA

はーい、その「電話とり」が仕事になってしまった人で~す。

それでも、ここでインターンシップしてよかったと思うこともあるので、自分で仕事の意義さえ見つけられれば、人に何といわれようと大丈夫よ!
でも、最近会社の雰囲気がどうも好きじゃないから、今日これから提案書を作成して、社長に見せてみようと思うんだよね~。どうなるかな~??
by KUWA (2007-03-04 05:35) 

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