New England Air Museum [コネチカット観光(CT)]
我が家から車で20分強、International Airportがある。
その名もBradley International Airport。
もちろん日本直通便は無いけど、ヨーロッパからは直通便が何本もあるらしく、
結構立派な空港なのだ。
元AAパイロットのJimが「素晴らしい空港だ」と言っていたが、
滑走路がすばらしいのだろうか。素人目には、わからないけど・・・。
今日は、その一角にあるNew England Air Museumを探検に。
ちょうどSouthWestが離陸。
滑走路のすぐ横を通り、Museumへ向かうのだが、
雨が激しく降る中、滑走路を加速するジェット機。すごい迫力だった。
入り口を入ると、早速、飛行機の模型が天井から吊り下げられてる。
室内に所狭しと、飛行機が展示されてるのだが、
だいたいが第一次世界大戦、第二次世界大戦で使われた飛行機の数々。
こんな風に、翼が折れる飛行機もあったりする。
ミサイル爆弾を搭載した、アメリカ軍の飛行機。
Connecticutと書いてあったので、思わず撮影。
何でも操ってみたい私は、操縦席のデモに興奮気味で。
そして、ここで一番迫力のあった展示がこちら。
第二次世界大戦で、日本中にミサイル 爆弾を投下しまくったB-29。
日本だけじゃなくて、インドや中国へ飛んでいっていたことを残す
B-29の活躍マップがあったりする。
ちょっとした旅客機くらい大きい。
実は、私が想像してたBー29はもっと小さくて、プロペラが付いてて、
『紅の豚』が操縦してそうな飛行機だった。あまりの立派さにびっくり。
D氏が、これはエノラゲイ(広島に核爆弾を投下したもの)だ、とデマ情報を
私に吹き込んだため、てっきりそうだと思って、とりあえず爆弾収納スペースを撮影。
なんか、Jack Hackって名前が飛行機にペイントしてあるな・・・とは思ってたんだけど。
家に帰ってきて調べてみて、違うってことが発覚。
本物のエノラゲイはワシントンにあるらしいぞ。
エノラゲイ本体ではないけど、この飛行機の所属していた58師団は、
日本へも攻撃に来てたらしいよ。
平日ってこともあったんだけど、
客よりも従業員が多いこのMuseum。
そして従業員はすべておじいさん。きっと退役軍人だと想像するが。
天下り先なのでしょうか。
そして、どうでもいい話だけど、Bradley International Airportの名前の由来。
どうやら、ここの土地のをもともと持っていた地主の名前らしい。
飛行場になる前は、タバコ農園だったとのこと。
それをアメリカ軍に売ったんだと。
こうやって後世に名前が残るってすごいことだね。
そんで、毎日こんなにでっかい飛行機が、自分の家の上空を飛んで、
ミサイル爆弾を落とすような日々があってはならぬと、
改めて戦争の恐ろしさを感じた博物館見学であった。
※ミサイルは自分で推進用のエンジンと操舵機能を持っていて、
発射した後、目標まで飛んでいって ぶつかるようにできているらしい。
というわけで、B29から投下されたのは、ミサイルではなく爆弾ではないか?と
ご指摘をいただきましたので、修正させていただきました。
(03/05 20:50)
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