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Heublein Towerに登ろう [コネチカット観光(CT)]

我が家から見える、山の頂上に常に見えてたタワー。
引っ越してきた頃から、夏になったらあのタワーに上ろう、と言っていた。

先日、下見がてら行ってみたら、なんとトレイルになっており、
どうやらストローラーでベビ子を運搬するのは無理そうであった。

まあ遠くから見てればいいか、と自分的には、納得していたが
朝、起きたらD氏が、今日はハイキングへ行くぞと言い出した。

慌てて朝ごはんを済ませ、支度して出発。
我が家から車で10分弱、タワーへのトレイル入り口に着いた我ら。

この日のために、日本から登山靴を持って帰ってきたD氏。
いったい、なんでそんなものを持ってきたのか不明であるが、
どうやら、このハイキングの目的は、登山靴を試す、というものであったらしい。

ベビ子をオブ紐で背負って、準備万端。

最初は、広いトレイルを登り、木漏れ日を浴び森林浴気分。
DSC06400.JPG
だんだんきつくなってきて、やっぱり山登りはキツイ~と不満をもらしつつ。
噂によると、30分くらいで頂上まで着くらしい。
余裕、余裕と思っていた。
道行く人々もかなり軽装で、登山靴などを履いていたのはD氏だけ。

DSC06404.JPG

急坂を登ると、目の前が急に開けて、どうやら頂上が近いようであった。
おお、美しい!
タワーまでは目と鼻の先である、と確信した我らであった。

ところが・・・。

ここまでは1本道だったのに、ここで2又に別れていた。
この写真に写る家族連れが、細いトレイルを選んでいったので、
我らもそれに着いていったのである。

ここが非常に危険なトレイル。
右側が崖になっていて、一歩踏み外すと、下まで落ちそうな怖いところであった。
気をつけろ!といいながら、道なき道をひた進む。
そして、急坂、一枚岩が張り出しており、両手を地面につきながら、
なんとか登りきった。

その上がさらに2又に分かれていた。
タワーこっち、などという案内板は一つも無い。
よし、こっちだ!と野生の勘で進んでみた。
すると・・・。
DSC06406.JPG

木に緑色の印が。
これはきっとタワーへのトレイル印に違いない、と
草木を掻き分け、細い道を進んだ我ら。

しかし、行けども行けども、道は細くなるばかり。
上を見上げても、木が鬱蒼と茂っており、タワーも見えない。

やばい・・・完璧、道に迷った。
この緑の印、実は木に寄生してたコケだったんじゃないの?という話になり。
引き返すことに。

かなりの距離を引き返し、途中で見つけた親子に
「すみません、タワーはどっちでしょう?」と聞いたところ、
「こっちよ」と教えてもらった。

「実は道に迷ってしまって・・・」というと、
「私たちも1時間迷ったことがあるわ」と言っていた。
うーむ、なんとも危険である。

その親子と出合った地点から、ほんの数分で、

DSC06408.JPG

やっとタワー入り口の看板を見つけ。
DSC06411.JPG無事到着。

これが、Heublein Tower

ここまでの所要時間、不明。
時計を携帯していなかった我ら。腹時計はお昼を指していたようだった。

タワーは無料で登れたが、階段がきつかった。
5Fくらい登ると、
DSC06417.JPG
ううむ、絶景の田舎風景。
東西南北をすべて見渡せる。
どっち方面を見ても森ばかり。遠くにHartfordの高いビル群が見えた。


タワーの上は、展望台になってるんだけど、風が強いため窓が閉め切ってあり
なんとも空気が悪く。
長居ができなかったので、下山開始。

DSC06407.JPG
タワーの中のインフォメーションで見たところ、どうやらこの印はトレイル印だったらしい。

D氏、道に迷っている間に登山靴で靴ずれを起こしたらしく、
足が限界だ~と言っていたので。
ようし、私と靴を交換しよう」と言って、靴交換。

こんな時、デカ足の嫁がいると重宝するのである。

しかし登山靴、相当つま先が固いので、
親指が出っ張ってる私には拷問のようなキツさであり、
下りとなると、余計、前に重心がかかるので、足が痛かった。

登りの厳しいトレイルは一体なんだったのか?と思うほど、楽チンで広いトレイル。
かなり子供連れが多かった。
明らかに間違った道を進んでいたらしい。
あっという間に下山。おそらく15分くらいであっただろうか。

車に戻って、時計を見たら、なんとトレイルに出発してから2時間以上経過しており。

どうやら、1時間以上、道に迷っていたらしい。

さらにブヨに3箇所も刺され、踏んだり蹴ったり。

登山靴が、ゴミ箱行きになったのは言うまでもない。
なんでも聞いてみたら、高校時代に買った登山靴らしく。
ベビ子を2時間以上も背負い続けた肩はカチカチに。
マッサージに借り出された私の指も、痛い痛い。

やっぱりハイキングって楽しくないっ。
でも紅葉の季節は美しいだろうな。


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