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HUSKY&WIC [妊婦生活]

未だに無保険の私。
アメリカには日本みたいな国民保険無い。
最初の1年間は、海外傷害保険で、妊娠以外の病院にもかからず終わったわけだが、
とりあえず出産費用が莫大にかかるため、なんとかしなきゃならんのです。
頼りにしていたD氏の学校の保険は、生徒以外は入れないとのこと。
妊婦は除外だろうか・・とは思っていたけど、妊婦以外も余地のなく入れないとは残念。

というわけで、政府の低所得者のための無料医療制度を利用すべく、色々調査。
カリフォルニアではMedi-calという制度があって、学生かつ所得ナシということで
病院の費用、薬代、もし出産までしていたら全部無料というすばらしい制度があったんだけど、
州が違うと制度も違う、ということでイチから出直し。
どうやらコネティカット州には、HUSKYという同じような制度があるらしい。
ということで、早速Applyしに行って来たわけである。

すんなり申込書は受領されたけど、7日間たっても連絡が無かった場合は、
こちらへ電話してください、と相変わらずアメリカっぽい対応だったわけで。
私は移民者ではないので、アプライできるかが非常に難しいところである。
きっと再度オフィスに出向くことになるだろう。

これがダメならばEmergency Mecicaidという制度で、莫大にかかる
出産費用のみカバーしてもらえる方法に作戦を変更する予定。

そして、もう一つのすばらしい制度、WIC。
妊婦、もしくは子供がいる人が無料で使える制度である。
これは、コネティカット州に住んでいる住民、かつ低所得者であることが条件である。
食料援助、妊婦の健康管理、子供の健康管理、母乳育児の相談が主なベネフィットである。
食料援助に至っては、週に1回、1ガロン以上の牛乳、タマゴ1ダース、がもらえるほか、
100%果汁ジュース、ビタミンなどを豊富に含んだシリアルが3箱、ツナ缶、
ピーナツバターまたは豆、ベビ子の離乳食、チーズが無料でもらえるチケットが配給される。
さらにファーマーズマーケットにて、採れたて新鮮野菜を月に$15まで買える小切手がもらえた。

いやー本当に助かりました。って感じなので、ありがたく使わせていただこう。

このWICのオリエンでは、母の栄養がどれだけ子供に影響するのか?というビデオを見せられ、
かつ、身長からBMIを算出して、あとどれだけ体重を増やさなくてはならないか?という
カウンセリングを栄養士さんがやってくれる。
もう、私的には、かなりパンパンなのに、まだまだ体重を増やせ!とのこと。
約13Kg~17Kg増やさなくては、ベビ子に栄養が行ってませんだって。
日本だったら少なく少なくと、厳しく体重管理されるだろうに、
逆にこっちは増やせ増やせの体重管理である。

「最近の食生活はどうでしょうか?」と栄養士さんから聞かれて、
最近は家が無いから外食ばかりだし・・・と思って返答を考えていたら、
D氏がすかさず、
「彼女はいつもお腹を空かせてます。」と勝手に返答。
まあ、確かに3時間おきくらいにお腹が空いて我慢できないし、
朝は空腹で目が覚めるし、空腹すぎると喋るのも億劫になるほどエネルギーが
体に回らないんだけど・・。
「Oh!それはすばらしいことです。どんどん栄養のあるものを食べてください」だって。

とはいえ、腹がきつくて靴下も履きづらいし、ちょっと歩くだけで鼻息が荒くなるし、
バランスが崩れているのか、まっすぐ歩けないし、やたら暑いと感じるし、
ぶっちゃけそこらへんの、巨漢のおっさん、おばちゃんと変わらんのと違うか?

あーヤダヤダ。
というわけで、散々アメリカの文句を言いつつも、ちゃっかり政府に助けられてる私であった。
どうもありがとうございます。

 


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