ビアンカ 少しずつ [犬との生活]
ビアンカはいくつかの問題を抱えていました。
1.臆病すぎてケージから出てこない
2.寝るところを人に見せないので熟睡しない
3.食べるところを人に見せない
4.遊ぶこともしない
5.家の隅っこから一歩も動かない
6.外でしか用を足さないのに、外は怖くて歩けない
いつも人間を疑うような顔で見てる子でした。
とても賢く、教えていないのにお座りをしてご飯を待っていたり、人に噛みついたり飛びついたり絶対にしない、穏やかで大人しい子です。
まずは家の中は安心できる場所である事、
家族はビアンカを大事にしてる事、
そんな事をわかってほしいな、と思って過ごしていました。
そんなビアンカに変化が現れ始めたのは、我が家に来て4日後の事。
オモチャのボールに反応し始めました。
そして一歩ずつ安全を確かめるように家の中を歩き始めました。
そして、外は怖いけどルーフバルコニーを歩きまわるようになりました。
チップに習ってトイレシートを使えるようになり、ケージの中でぐっすり眠れるようになりました。
遊んでいる姿を見ると、やっぱりまだ子犬なんだなと思います。
ガリガリだった体が改善され、毛艶と表情も明るくなりました。
1週間くらいで、問題点の1から5まで解決!
あとは外のお散歩だけです。
お散歩慣れまでの戦いは続く。
チップ 動物病院 [犬との生活]
チップ、連れてきた初日にワクチン接種のため病院に行きました。
後ろ足があまりに太いので、捻挫してる?と疑われたようですが、家の中で走り回っているのでただ太いだけ。
つまり大きくなるポテンシャルが充分って事。
体重は2.5キロでした。
2週間経って、チップの左耳に異変を見つけました。耳の端っこがチギれて、かさぶたになっていました。
D氏曰く、譲渡初日からあったけど、大きくなってるかも?と。
保護主さんに問い合わせた所、もともと傷があってそこが悪くなってしまったのかもと。
真菌検査では陰性だったから、保湿をしてあげて、というアドバイスだったのですが。
ネットで色々調べたら、皮膚病とか細菌とか怖いことがたくさん書いてあったので、病院に連れて行きました。
先生にかさぶたを取ってもらってる間も、優雅に居眠り。耳の菌検査をするのに耳を少し削った時は流石に起きたけど、肝がすわってます。
抗生剤と胃腸薬を処方されました。
菌だと、ものすごい痒いらしいのですが、全く痒がっていないので、ただの傷だといいのですが。
よく食べて、よく遊んで、よく寝ます。
2週間で1キロ増えていました。
成長が楽しみです。
チップとビアンカお散歩デビュー [犬との生活]
怖がりビアンカは大きな音が大嫌い。
朝、鳥のさえずりでさえ怖くて窓のそばから逃げていく。
なのに、用を足すのは外が好き。
まずはルーフバルコニーから連れ出してみた。
朝、鳥のさえずりでさえ怖くて窓のそばから逃げていく。
なのに、用を足すのは外が好き。
まずはルーフバルコニーから連れ出してみた。
ちゃんと壁があってなんか安心したみたいで、興奮をして穴を掘り始めました。おいおい〜。
チップは多分全然気にしてないので外は問題なさそう。
ビアンカにリードをつけて、抱っこをして外に連れ出すと
外が怖くてプルプル震えてます。
朝早いので、近所のお家の雨戸を開ける音などでいちいちビクビク。
自分だけ連れて行かれると捨てられちゃうと思っちゃうのかな。
チップを一緒に歩かせればいけるかも?
というわけで2匹にリードをつけて連れ出しました。
それでもやっぱり外が怖いビアさん。抱っこで少し遠くまで歩いて下ろしてあげると、
用を足して一目散に家まで走って帰ります。
慌てすぎて入口の階段でコケたりして。
楽しく2匹でお散歩できる日が来るといいな。
ケージ大好きビアンカ [犬との生活]
隅っこ暮らしのビアンカは、家の中を自由に歩くことをしません。自由にしておくと、大抵自分のケージで暮らしています。
もしくは3階にいく階段の途中で、みんなの様子を伺っています。
我が家に来て1週間、ビアンカがおもちゃに興味を持ち始めました。
最初はボールから。
ボールを振り回す、自分で投げてみる、を繰り返して、これはオモチャなんだ!と気がついた様子。
そこからオモチャコレクターに激変します。
チップとビアンカの2匹のためにあげたオモチャを
全て自分の周りに置いて収集!
チップが取りに行くと、ものすごい速さで取りに行きます。
でも人間とは遊ばないビアンカ。
ボールを投げると拾って1人で遊びます。
まだまだ人間を警戒してるようです。
チップはビアンカが遊んでくれないので、そばに寄り添い、時にちょっかいを出し怒られたり。
片時もオモチャを手放さないビアンカと、ビアンカのそばに居たいチップなのでした。
雪解け真近の予感。
ビアンカ 尻尾を振る [犬との生活]
とうとうそんな日がやってきました。
心を閉ざしていたビアンカが、私に尻尾を振ってくれました。
上目遣いだった視線が普通になり、体に肉が付いてきて、オモチャで遊ぶようになり、そしてついに私に尻尾を振ってくれました。
それはビアンカが我が家に来て1週間ちょっと経った朝のこと。
おはよーと声をかけてケージを開けようとしたら、パタパタパタ、と尻尾を振り、耳を後ろに下げてるではないですか。
猛烈に感動した朝でした。
激しく人見知りする子がやっと心を開いてくれました。
その日。朝の炊事を終えると、
ワンコたちがペロペロ。
犬って自分たちの気持ちに正直でかわいい生き物です。
青空と犬たち [犬との生活]
よく晴れた日曜日の風景。
このルーフバルコニーは、屋上緑化。
夏に少しでも部屋を涼しくする目的で灌水設備も設置して防水機能を持たせた屋根に芝生を引いたもの。
つい最近まで、まさかのドッグランになるとは全く想像もしてなかった。
犬たちは穴掘りがだい好き。
ビアンカが瞬時に穴を掘り、チップがそこから土を食べつつほじくるというチームワーク。
芝生の世話をしてるD氏には、たまらないだろうな。
そして、屋上緑化で少しだけ補助金を地方自治体からいただいたので、5年間は毎年自治体に現状報告の写真を送らなきゃです。
頼むから、そんなに掘らないでー。
外に出たいチップ。
カメラ目線のビアンカ
チップの動物病院 続編 [犬との生活]
先日、チップの耳に大きなカサブタがあったので動物病院につれていったお話のその後。
動物病院で採取した耳の毛と患部の細胞から菌の繁殖をしてもらったら、ビッシリ、カビが生えてました。
チップ、治療が必要との事。
抗菌シャンプーと抗菌剤2種を処方していただきました。
3日に1回の抗菌シャンプー。これはなかなか大変です。
ほんとはとっても痒い菌らしいけど。ほとんど痒がらず、チップ自身の自覚症状が無いのが救いです。
早く除菌できるといいな。
チップの兄弟姉妹 [犬との生活]
チップは広島から遥々やってきた子犬。
前も書いたけども、里親サイトで写真を見て問い合わせをしたけど、その子はすでに里親さんが決まっていて、こんな子たちも居ますよ、と頂いた写真がこちら。
きゃー真っ白でかわゆい!と、チップにも一目惚れ。
その他の兄弟姉妹の写真もいただいていたので記念にアップしておきます。
みんな兄弟姉妹だけど、なんでチップだけ真っ白なんだろう??
チップは狼爪があるんだけども、兄弟たちもみんなあるんですって。
似てるのは耳がやや下がってる所くらい?
みんな里親さんが決まったかなあ?
チップのお父さん、お母さんは一体何色だったんだろうー。
で、この黒い子はとうとう里親さんが決まったそうで、近況の写真をいただきました。
いまのチップとは似てないねー。
みんな幸せに暮らせますように!
ビアンカの進歩 [犬との生活]
ビアンカ、我が家に来てそろそろ1ヶ月になります。保護された時は3キロ、我が家に来た時はガリガリで全身骨が見え、毛はパサパサ。
表情も暗い子でした。
我が家ではチップも居るし、家の中は知らない人、大きな音、カラスなどの外敵がいないので、安心して過ごせるようになりました。
ただ、大きな音や知らない人は苦手だし、
ここは居てもいいよ、という所以外には絶対に入りません。
そんなビアンカが、リビングでのんびり過ごせるようになり、お腹を出して寝るようになり、
過ごしたくなった場所がソファの上。
ある日、チップが乗ってるのを羨ましそうに見ていたので、ビアンカもおいで。と言ったら、嬉しそうに乗ってきました。
そして、ビアンカの毛布を引っ張り出してきて、そこに包まって眠るチップ。
ここで家族と過ごす時間が増えてきているビアンカです。
2匹が家の中を噛み噛みするので、カミカミおもちゃを買ったら大人気。
ここから壮絶な取り合いがいつも始まります。
楽しそうでなによりです。
ビアンカとチップ 性格の差 [犬との生活]
ビアンカとチップは全く性格が違う。
ビアンカは家族以外の人を怖がり、チップはどんな人も大好き。
この差、極端すぎて面白い。
先日から家の点検やらなんやらで、家に知らない人が来たり、横浜からじいじが遊びに来てくれたりと、いつも居る我々以外の人が家に来ることが多いのだが。
チップ、率先してケージから出て、階段を駆け下り、玄関で待ち構えて、尻尾をフリフリ。
愛想を振りまいて、チビって喜ぶ。
ビアンカ、家の隅に逃げて、そこでチビって震える。
共通項はチビりなんだけど。笑。
ビアンカの極端な人嫌い、なんとかならないのかしら?
単純に人に慣れていくしかないのかなぁ。
吠えるわけでもなく唸るわけでもなく、片隅で震えてる。なんかやっぱ、人間にトラウマあるんだろうな。