さよなら My Car

思えば１年前（あ、もう１年？？）真夏のサンサンと照りつくす
カリフォルニアの道を、重い教科書と辞書をリュックに入れ、
ひたすらバス通学していた。
家からバス停まで歩いて30分、バスに乗って40分。
毎朝6時55分には家を出ていたっけ。
そんな生活に耐え切れず、車を購入した。
最初の1ヶ月で、貯金の1/3が車購入代で消えた私は、
貧乏暮らしを余儀なくさせられた。
でも新しい足を手に入れた私は、嬉しくって嬉しくって、
あらゆるモールやら街に車で出かけな～。
最高でクラスメイトを8人乗せて走ったさ。
そう、ここ南カリフォルニアでは、車は生活の必需品だ。

ここに少なくとも2年間は住むつもりだったから、走行マイルの少ない
2003年式という比較的新しい車を購入したのだ。
おかげで、一度も故障なし、事故などの大きなトラブルもなし。
そんな愛着のある車とも、本日お別れ。
こっちに住む日本語の掲示板に掲載したら、あっという間に売れてしまった。

車の中を一通りきれいにして、引渡し。
前々から銀行とのトラブルに悩まされた私であったが、
またしても受け取った小切手に問題あり。（現金で受け取ればよかった・・・）

早速銀行に行ってみると・・・。

この小切手はサインが違うので換金できません、とのこと。

慌てて買い手さんに電話をして、事情を説明。すぐに銀行に電話をしてください、と
お願いしたところ、銀行まで出向いてくれることに。

誠実そうな方だったけど、車は渡しちゃったし、換金できない小切手しか手元に無い私。
いや、ほんとアホだったな・・・。

結局ちゃんと約束の時間に銀行で出会えて、ほっと一息。
再度小切手を新しく切ってもらったけど、やっぱりサインが違うとのこと。
小切手の裏に、私と買い手さんのサインをしてやっと換金できたわけだ。

いやー、もうホント怖いわ。
唯一の救い、買い手さんがいい人でよかった！！