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火災発生か [カリフォルニア生活]

今週は土曜日も学校。Internshipの面接の勉強と、Financeの授業の補講。
ながーい一日が終わり、やっと家に帰り、今週初めてのビールを飲んで、
いい気分で布団に入り、ぐっすり眠っていたその時。

ピピピピピピピ
という、人間が一番耳障りな大きな音と、たくさんのフラッシュ光が部屋を埋め尽くす。

もちろん深い眠りに入っていた私は、「あー目覚まし時計止めなきゃ・・・」と
寝ぼけたまま、目覚ましを探し、消そうと試みるが一向に消えない。
時計は2時をさしている。こんな時間に目覚ましかけたっけ??
ん?これは目覚ましでなないのか??と思い、フラッシュ光をたどると、
どうやら外で光っている。

頭を起動させて、とにかく状況確認!!と思いブラインドの隙間から外を覗くと、
バスローブを羽織った、超デブのおばちゃんが、階段をえっちらおっちら、降りていたり、
親子が外でうろうろしていたり、おっさんがオーマイガーッツみたいなリアクションしてるし、
トランシーバを持った警官みたいな人が2人うろうろしてるし、
あれあれあれ??火災警報器か。
とやっと状況が飲み込めたのであった。

警官のトランシーバーからは、3Fが○○だ!!という声が聞こえてきて、
あ、けっこうやばい!と思って、果たしてパジャマ&メガネのままで、
何を持って逃げるかを30秒くらい考える。
パスポート、日本から持ってきた羊の親子枕、財布、枕元に置いてあるゲームボーイ、
えっと、えっと。思い浮かばない!!
暗がりの中でフラッシュの光を頼りに
それらを、すぐ持ち出せるようにまとめて部屋から出てみると、
リビングには、耳栓を着用したパジャマ姿の冷静な親子が・・・。

で、「うるさいでしょっ」て言って「はい」って耳栓を手渡された。

あ、誤報ですか・・・。

で、正しい耳栓のつけ方のレクチャーをされている間に、超耳障りな警報が鳴り止み、
真夜中の火災騒ぎは終結に向かうのであった。
念のため、外の状況を確認したところ、全く煙くないとのこと。
こういうときのために、耳栓が必要なんだ~」とお父さん。

お父さんの部屋のサイドテーブルの枕元に耳栓が置いてあったんで、
よっぽど神経質で耳栓しないと眠れないのか・・・と思っていたんだけど、
こういうときのために備えてあったのか。
私の分まで予備があるなんて・・・さすがA型家族。

やれやれ、と思い部屋に帰ると、
さっき慌ててまとめた非難用グッツが枕元に。

よーく見てみると、
財布とゲームボーイと羊枕だけがセットになって置き去りにされていた。

果たして本当に火事だったとき、この3つのアイテムたちは役に立ったのであろうか?
と冷静に考えつつ、眠りについた夜だった。






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コメント 2

ぐり

( ̄ー ̄)財布とゲームボーイと羊枕だけね。。。ふふふ
それにしても迷惑な話だよね。
by ぐり (2007-02-07 19:49) 

のんち

どうにもならないものばかりだ・・。財布だけは、ちと使えるかも。
by のんち (2007-02-08 14:03) 

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