げじげじ との戦い [カリフォルニア生活]
今朝、目覚めたときに、ふと目に入った白い壁の黒い影。
あの物体が何かを、布団の中から目を凝らして確認。
ま、まさか 大嫌いなげぢげぢ ではないか?とドキドキ。
※ げじげじとは、毛虫 である。
さあ、どうやって退治するか?寝ぼけつつ布団の中でシュミレーション。
すばやく立ち上がり、ティッシュを手に取り、いやいや、先に窓を開けて投げ出す準備か?
などなど、シュミレーションした結果、とりあえず実物を確認しようと冷静に判断。
恐る恐るメガネを掛けて、確認したら、ただの壁の汚れ だった・・・。
とりあえず思いすごしかと一安心したけれど、なんだかとーってもいやな予感。
ま、まさか車にげじげじが乗っているという予言ではないか?と不安になったわけだ。
身支度をして、学校へ向かうため、車へ近づいた・・・。
☆※∵▲■□☆△※~ほげー!
予感的中。やっぱりげじげじが車の上にいやがった。
なぜか嫌な予感だけは嗅ぎつける野生の感。
しかもたちの悪いことに、車のドアとフロントガラスの境目に体をもたげていやがった。
黒いボディーに赤い斑点が2つ。げじげじいって、私の白い車の上を這っていた。
果たして、私がドアを開けることで、こやつがどっちに動くか?
Worst Caseその1
ドアを開けた瞬間に、ドアから運転席に滑り落ちる
Worst Caseその2
ドアを開けた瞬間に、私に飛び移る
あー、この2つとも、考えられない!!
その3.神に祈るこの場合の最良ケース◎
ドアを開けた瞬間にびっくりして地面に落ちる
その4.やむをえないが許せるケース▲
フロントガラス側に移動する
その5.やむをえないが許せるケース▲
ドアの外側にくっつく
45秒ほど、ドアの前で躊躇した後、
神に祈る気持ちで、鍵穴に鍵を挿し、ドアを開ける。
ラッキーなことに、げじげじはフロントガラスへ移動。
運転席は見事に安全を確保されたわけである。
しかしそれから、また新たな戦いがあったのである。
学校までの道のり、実は車で行くと、ものすごい近いわけだ。
徒歩なら40分、車なら5分・・・。
公道を走る距離なんて1マイルも無い。あとは学校内の制限速度35マイル道路。
フリーウェイなんかに乗るんだったら、風の勢いでげじげじはどこかへ飛んでいくはずが、
のんびり走る私の車のフロントガラスで、徐々に中央へ進み、
ちょうど視界正面に居座ったのである。
また裏から見ると、グロテスクなわけで。
あいつら、意味も無く、たくさんの足を持っていやがるのさ。
なぜかこういう日に限って、信号にひっかかり、そのたびに見なくてもいい
ヤツの体をじっくり見てしまう私である。
だんだんそんな自分にもイライラしてきて、
また帰りに同じようにげじげじと戦いながら運転するのは絶対いや、
と思い、意を決して学校に到着する最終コーナー手前にて、
ワイパー攻撃にてしとめたわけである。
結果としては私の勝利だが、随分長いことヤツに苦しめられた気がしてならない。
さらにげじげじが嫌いになった朝であった。
いもむし⇒蝶
けむし⇒蛾
ということもなく、毛虫⇒綺麗な蝶 ということもあるので。。。
でも嫌いなものは嫌いだよね。
by ぐり (2007-03-31 09:39)
>ぐりちゃん
実は蝶もあまり得意ではない。昆虫一般も苦手です。
特に夏に山小屋などで、窓にくっついてくる蛾の腹がグロい。
子供の頃、本当にいやだったな~。あの蛾の腹。
by のんち (2007-04-03 11:38)