雪の日の大事件 ~アメリカ難産出産体験記1~ [妊婦生活]
ご報告。
11月21日 14時06分EST 3288グラム(7lb 4oz)の女の子を出産しました。
人生で何度も経験できることではないので、
記憶が新しいうちにブログに残しておこうと思います。
始まりは、ここHartfordに朝から大雪が降った日であった・・・
11月20日雪。朝からボタボタと大粒の雪。
すげー、11月に雪が降る場所に初めて住んだ!とかなり感動。
寒いけど恒例のウォーキングにでかけた我ら。
コミュニティーのジムまで向かう道で、
誰も踏みしめてない雪の感触は、すっごい気持ちよくて、
傘にあたる雪の音が、大雨みたいにボツボツいっていたっけ。
ウォーキングが終わる頃には雪も止んで、一安心。
予定日が過ぎたので、この日は大きい病院で、NSTと呼ばれる胎児の動きを検査する
予約が入っていたのである。
待ち時間もほとんどなく、通された保健室みたいな部屋。
カーテンで囲ったベットがいくつか並んでいて、
お腹にモニターをつけられ、胎児の心音と動き、お腹の張りをチェック。
途中で、飲み物を飲んだら、と看護婦に薦められアップルジュースを飲む。
「動きが悪いわね・・・」と言われ続け、約30分で終了。
そして、念のため、Urtrasound(超音波)にて胎児を検診。
しかめ面で画面を見ていた検査技師さんの表情に不安を覚えつつ、
いわれた一言が。
「羊水の量が少なくなっていて、このままでは危険です。」
即、ドクターより入院&出産の指令が下り、
気楽に構えていた我らは、突然入院する分娩室まで、強制連行されたのである。
時間はお昼の12時。
お腹も空いてたし、昼ごはんは昨日のコロッケを温めて食べようなんて話してたのに、
看護婦に、着替えろ、寝てろの命令をされ、いわれるがままにあっという間にガウン姿に。
「お腹が空いたので、何か食べていいですか?」と聞くと、
「出産が終わるまでダメよ」と言われ、かなーりショック。
だいたいどうやって出産するかの方法やら、
目安の時間もまだ知らされてない状況だったから、
それを聞いただけで気が遠くなりそうだった。
アイスチップと呼ばれる氷、もしくはアイスキャンディーかシャーベットならOKといわれ
早速出してもらったアイスキャンディー。
あまりの空腹に欲張って3時間で2つ食べてしまった。
これが後で命取りになろうとは、その時私はちーっとも思わなかった。(後悔)
着替えて落ち着いたら、看護婦が、
「Bunch of Questionsがあるわよ~」と言ってきた。
そういえば、Tons of とかBunch ofとかって、すっごいラジオとか口語でよく聞く表現。
確かにすごい数の質問をされた。
病歴やら、アレルギーやら、出産の方法やら、妊娠の回数やら、ありとあらゆる質問。
宗教まで聞かれたけど、一応仏教徒ですといっておいたら、ベジタリアンだと思われてた。
全部の質疑応答が終わるまで30分はかかったかな。
母国語は日本語です、と言ったら、
通訳の電話システムがあるから、どうしても質問があればそれを使って、と言われたけど、
結局使うことは無かった。
一応勉強しておいて良かった、英語。と心から思った瞬間であった。
これから出産まで、食事ができないから、点滴を。と言われて投与される。
「Vein(静脈)が出にくい体質だ」と言われ、手のひらにまで針をさされる始末。
これも結構痛かった
結局ベテラン看護婦がやってきて、あっさり手首に指されて点滴の準備完了。
14時30分ドクターの登場。
どうやって、進めて行くかを説明してもらう。
① 子宮口をやわらかくする薬を投与 12時間後にその結果を確認するとのこと
② やわらかくなったら、促進剤を入れて陣痛を起こす
③ 子宮口が10センチになったら、プッシュ開始
おそらく初産で明日11月21日の朝くらいにはなるでしょうね、と言われ、
またまたがっつり凹む。
だって、めちゃくちゃ空腹だったから・・・。(そればっかり)
しかし、この①の薬が、私とベビ子に悪夢を見せたのであった。
その2へ続く。
おぉぉ!
オメデトビーム!!(ノ・_・)‥‥…━━━━━☆ピーー
少しは落ち着いたかなぁ。
その2楽しみにしてます。(でも無理しないでね)
by ぐり (2007-11-24 12:12)
>ぐりちゃん
ありがとう。ピー、受信しました。
by のんち (2007-11-25 02:09)