偽者

ニセモノっていうのは、本物があるからこその存在だが、
ここコネチに、本物の天ぷらを揚げる職人はいるだろうか？？

そもそも、本物の天ぷらって何だ？？という話にもなるが。

Anselee、Ｄ氏が年越しに揚げた天ぷらの味が忘れられないらしい。
どの日本食レストランで食べるより、美味しかったんだって。
天ぷらの作り方を教えて！！といわれ続け、早数ヶ月。
この前Mitsuwaに行った時に、彼女用に天ぷら粉を買ってきた。

でも、天ぷら粉だけ差しあげて、作り方を教えないのはナシでしょ、ってことで
作っちゃいました。

おいしい天ぷらレシピ、パワーポイント


全6ページにわたる超傑作！！
野菜の切り方、海老の下ごしらえ、イカの隠し包丁、
粉と水の混ぜ方や、油の温度の確認の仕方まで！！

これで10分のプレゼンができそうよ。

とはいえ、この書類の作成者、私自身、
天ぷらを揚げたこと、ないのですよ。
なので、ネットを駆使して、
説明しづらい場所は写真を添えて、プレゼント。

偽者シェフ直伝、天ぷらレシピ。
監督はベストプレーヤーである必要はなし、というじゃないか。
と、言い聞かせながら。

きっといつか、彼女が本物の天ぷらマスターになることを期待しよう。


そして、やっと本物の春らしい気候になってきた最近。

道端のたんぽぽを拾って、スーパー寝癖に挿し
うれしそうなベビ子君。

最後に、もう一つニセモノの話題。

昨年7月に旅したイエローストーンにて
借りたレンタカーを勝手に修理され、請求書が送られてきた事件。

題して、振り込め詐欺事件。
$700強の請求金額を期限内に支払わなければ、
債権回収代行業者に連絡します、との脅しレター送られてきてて、
何回も支払ってくださいレターが届いていたわけだ。

先日1通のレターがダラーレンタカーから届いた。

前置きが非常に長く、
支店があなた方の要求に対して、責任を持つべきで、
支店からのお詫びを、代わりにカスタマーサービスがお詫びしますなどと
回りくどいことが書いてあり。

これ以上、お金を請求することはないけれど、
カスタマーサービスはあくまで直接の苦情を受け入れません、
苦情がある場合は、こちらの番号へどうぞ、という
内容の文章が送られてきた。

そして最後に、またダラーレンタカーを利用してね、的なことが書いてあり。

ちょっとちょっと、そもそもカスタマーサービスの仕事って何だっけ？と思う次第。
当部署の責任ではありませんが、該当部署の責任です、
文句あるなら、そこに言ってね、ってことでしょうか。

そんなカスタマーサービスはニセモノじゃ～～。

最後に、またよろしく、と書いてくるところが、ちゃっかりしてるし。

やっぱり嫌い・・・。この文化。

アメリカ人が自己主張の激しい人々になっていく理由も、理解できるよね。

おぉっと、ついついダークサイドに陥ってしまったぜ、いかんいかん。

とにかく、悪質なニセモノには注意よん。