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忘れるもんです [Volunteer Job in CT]

またまたボランティア先のコーディネータから電話が入った。

Billing DivisionでExcelを使える人を探してるんだけど、
ファイリング以外も手伝ってもらえないかしら?という依頼であった。

いいですよ、もちろん、と引き受けて、向かったボランティア先。

Directorからびっしりと支出記録が書いてあるフォルダを渡され、
ある特定の支出のみ簡単に見られるデータを月別に作ってくれないかしら?と
依頼された。

彼女が集計に使う項目を確認して、早速作業に取り掛かる。

そもそも、以前日本で勤めてた会社で、Excelなどでデータ分析もしてたし、
インターン先でも英語ソフトのExcelに苦労しつつも、なんとか使ってたので
全然大丈夫でしょう、と思って大枠を作って、計算式を入れて・・・と思ったら。

すーっかりやり方を忘れてる・・・・。

他の人が簡単に入力できて、変な数字が入らないように
データの入力規則を作っちゃおうって思ったら、あれ?あれ?、どうやるんだっけかと。

絶対Dataっのところから入るってのは正しいはずだけど~~と。

うーん、と悩んでいる間に3人の人から話しかけられ、
「あら、今日はパソコンでお仕事なのね」
「苦労してるみたいだけど大丈夫?」
などと疑いの目?を向けられて、恥ずかしい。

今までの経験から語ると、
アメリカ人は大して出来ないことでも、できます、と自信満々で答える人が多い。
Excelは使えるかしら?と確認されて、もちろんできます、と答えたけど、
こんなオロオロしてたのを見られたら、
「あなた、本当はできないじゃないの?」と自信満々のアメリカ人に思われたのではないかと
謙虚な文化の日本人的には、ダメージがでかかった。



日本語ソフトならたぶん10分もかからず、出来るところ、1時間もかかってしまった。

あらゆる試行錯誤を繰り返し、これでもなかった、あれでもなかったと、
試すこと数十回、やっとどれだったか思い出した。
結局、まあまあな出来に仕上がったので、早速データエントリーをして、
最後のAmountを確認したら・・。

10月の〆の数字、Directorが計算した数字と合わない。
元データから自動で引っ張ってくる計算式が違うのか、と見直したけど
何度見直しても、計算式は正しい・・・。

もしや、と思い電卓で計算したら、私のファイルが正しい。
彼女の数字が違ってるんじゃん。

適当だな~、そんなんでいいのか、と思ってしまった。

終わりました、と終了報告をして、
実は数字が間違ってるのを発見したんだけど、という話をしたら、
OK、あとで見とくわ、とさら~っと流されちゃった。

なんだよっ散々見直したのに。

ダメダメ、こんなんでイラっとするようでは、社会でうまくやっていけない。

しばらくボーっと社会に触れず過ごしてきたから、
仕事ってどんな感じだったのか、すっかり忘れてた。
そうそう、こういう無駄なイライラが多いんだったと。

DSC06785.JPG
ちなみに、これが職場。

こんな感じのレンガ造りっぽい建物が4つぐらいあって、敷地内にダンキンもあって
すごい数の駐車場がある。

フロア内はすべて小さく仕切られたお部屋になってて、
みんなそれぞれオフィスを持ってて、
ランチなんかもオフィス内で黙々と食べて、部屋が食べ物の匂いで充満してる。

日本だとちょっとありえないくらい、贅沢に場所を使ってる。

日本でせせこましく、長机に肩を並べて仕事してた頃が懐かしい。
そういうのも、忘れちゃうもんだな~。






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