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一期一会 [育児生活]

とうとうこの日がやってきてしまった。

いつも子供を遊ばせていたメンバーと、お別れしなくてはならない時が。

みんなと、くだらない話をして、笑いあって、過ごした1年半。

色んな所に行ったり、色んなアクティビティーに参加したり、
ただ集まって喋ったり、パーティーしたり。

「次の月曜はうちにおいで、他の子は来ないかもしれないけど。」と
ローバから誘われた。
それじゃみんなとは個々に会うしかないかな、と思っていたら・・・。

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サプライズお別れパーティーが企画されてた。

「実はサプライズにしたくて内緒にしてたの」と。
ありがたい、けど余計に寂しい。


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毎度おなじみのお友達も全員集合。

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さよなら、ベビ子&nonchiとケーキに入れてあった。

これ、みんなからね、ともらったプレゼント。
写真アルバム&数々の思い出写真。

表紙を見ただけで、涙がポロポロあふれてきた。
1ページ目は、私とマライヤが出会った2008年の冬景色、
たまたまコミュニティーのジムで赤ちゃんを連れて運動してたマライヤに
私が話しかけたのが始まり。

初めての子育てに戸惑い、友達もいない、家族もいない
異国の地での生活にかなり参ってて、厳しかった最初の冬。
本当にDepressingの一言で言い表せる2008年の冬だったんだ。

彼女はかなり落ち込んでた私をいつも励ましてくれて、
子供と一緒に楽しいことをしよう、とBaby Yogaに誘ってくれた。

アルバムのページには二人でBaby Yogaでポーズをしてる写真、
春になって二人で公園に遊びに行った写真、
二人でアイスを食べて、裏庭でまったりしてる写真、
Libraryでローバとカタリンと出会い、みんなで遊んでる写真、
また冬が来て近所のFarmで動物を見て遊んだ写真、
どれを見ても懐かしいものばっかり。

一生の宝物をいただいてしまった。

マライヤのおかげで、世界も広がって、楽しい育児生活が送れた。

いつだったか、彼女に言ったことがある。

いつもありがとう、私は助けられてばっかりいると。

「何言ってるの!!私たちはいつも助け合っていかなきゃいけないんだよ、
 お互い、辛いことも楽しいこともシェアしなきゃダメなんだよ」と。

私は彼女のために何かできたんだろうか、といつも思ってた。

最後に
「さよならは言わないよ、だって絶対にまた会いたいから」と
言われた一言で、本気で号泣してしまった。
こんなに泣いたのは久しぶりだった。自分でもびっくりするくらい涙が止まらなかった。

改めて、私がどれだけ彼女たちに助けられ、支えられてきたのか、
実感した瞬間だった。

こうして皆で集まって、お互いの子供の成長を見守り、
くだらない話をして過ごした日々、予定が合えば週3回くらい会ってた。
これからも、この平和な時間がいつまでも続く気がしてたけど。
そして、子供達が大きくなっていく姿も見たかった。

ローバは旦那さんのお仕事の関係でたぶんオクラホマに引っ越しちゃうし、
ギティーはあと半年でドイツに帰っちゃうし、
マライヤは2年後にはオランダに帰る予定だし、
遅かれ早かれ、みんなバラバラになっちゃうけど・・・。

残るのは私だけ・・とボソっとカタリン。


母の号泣を察知して、ベビ子も号泣。
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他の子たちは、とりあえずTVに夢中。
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名残惜しかったけど、みんなのNap timeになるので、お別れ。

帰りの車でも涙が止まらず、シクシク泣きながら帰宅。

感動した写真を見せてまたまた泣きながらD氏に語る熱い私。
そしたらケーキの写真を見ながら
「よかった~行かなくて、だって僕の名前がケーキに入ってない」だって。

え?そこも期待しちゃうのですか。

その一言でなんだかすっかり現実に引き戻された感じ・・・。

私の人生、ツイてないこともたくさんあるけど、人との出会いには恵まれてる。

この前もお仕事が忙しいのに、
Sちゃんが送別の品をわざわざ家まで持ってきてくれた。
DSC08770.JPG
赤ワインの液垂れ防止クリップ。めちゃかわゆい。
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パーティーの時にグラスに付けるワインラインズ。
あと美味しいフランスパンとパストリー。

最後にちょっとだけでもお話できて嬉しかった~。
どうもありがとう。

一期一会。
茶道をやってた頃は、あんまり良く判ってなかったけど、
最近この言葉の意味がだいぶ理解できるようになったと思う。

いつか、みんなとまた会えますように。





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コメント 3

niwaco

nonchi~!素晴らしいアメリカ生活、お疲れ様でした。
この記事を読んで、自分がアメリカを去った時のことを
ものすごーく思い出し、眼頭が熱くなりました。
自分があの頃お世話になった様々な人達の顔までもが順々に浮かんできました!
出会いですよね?!ホントにありがたいね~!
これまでnonchiのアメリカ生活ブログを読ませてもらって、
アメリカに対する色んな気持ちを(勝手に)共有しておりました(笑)。いい事も悪い事も!とても楽しかったです。
そして、アメリカに向けて出発する前の最後のゴスペルのレッスンで号泣してたあなたも思い出しました。
How I got over みんなで歌いましたね。とても心を打たれたの覚えてます。
Welcome back, nonchi!
濃ーいメンツがお待ちしております(笑)
by niwaco (2009-05-13 01:53) 

n

コネチは結婚生活、そして育児など新しいことばかりだったね。
良い友達にも恵まれたようだしこの先ずっと思い出深い場所になるだろうなぁ。
友達の存在って本当に大きいなぁと思う。
私も自分が辛いときにどれだけ友達の存在が心強かったことか!
いくつになっても素敵な出会いってあるもんだよね。
日本帰国まであと1週間?最後の1週間、楽しんでくれい。
by n (2009-05-13 10:39) 

のんち

>niwacoちゃーん
今までほんとありがとね、CAの学生時代、インターンで落ち込んでた時、結婚が決まった時、色々メールで励ましてくれてありがとう。
この3年間、niwacoからのメッセでかなり助けられました。
あと忙しい中、わざわざ私を送るためにクラスを振り替えてくれた
ぐりちゃんとか、仕事を早く終わらせてゴスに来てくれたみんな。
「あれ~今日は人数多いね」とエリに言ったら
「おめーのためじゃ、ボケ」といわれたのを覚えてるよ。
How I got over、あれ泣けました。
そしてノアの後、有楽町駅前で皆が私を囲んで歌ってくれたこと、
今でも昨日のことのように覚えてるよ。
こゆいメンツと歌える日を楽しみに、この3年間こっちで暮らしてたよ。早くみんなと楽しく歌いたい、そして生中飲みたいでっす。
早く就職決めてゴスも復帰しないと。ありがとniwaco。

>nちゃん
そだね~、nちゃんと再会できたのもアメリカでだったし(笑)
友達って本当に大事だよね。nちゃんとの再会も
ある意味運命だと思ってるので、これからもよろしゅう。
1週間後には、もう日本で風呂に入って
スーパードライでも飲んでるかも。
最後に一度会いたかったけど、また遊びに来る予定なので
その時にまたね。


by のんち (2009-05-14 09:17) 

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