終戦記念日

昨日から、ＴＶで色んな特番を観てた。
どうして、8/15に玉音放送（天皇による終戦のラジオ放送）が行われたか、
どんな葛藤があったのかということ。

どうして原爆が落ちてから、放送があるまで、間が開いてしまって
8/15に放送されたのか、ということ。

そして、聞いても難しいその漢文体の放送を
ほとんどの国民が理解していなかった・・・ということも初めて知った。

自分にとって日本が戦争していた時代は、ドラマの中でしかなく、
戦争を経験し、その体験を語ってくれた祖父、祖母も、他界している。
8月15日がお盆であること以外、この30数年間感じたことはなかった。

広島や長崎の原爆の黙祷も、遠い世界で起こっているような感覚。

今日はいつもどおり会社に出勤したのだが、どうもいつもと雰囲気が違う。
次から次へと出てくる警察の車両、
たくさんのバリケード・・・会社からは正面玄関は閉鎖します、というアナウンスもあり。

一体何がおきるのか・・・・。

朝の9時から会社の正面玄関は入場制限、
前の道路にはどんどん機動隊やら、人やらが集まり、
拡声器を持った人々が集結。

そしてデモの行進が通り過ぎたのが16時ごろ。
外の騒音がすごい！と思って窓から見てみたら、

機動隊の車が道路を閉鎖。
道路を練り歩くデモの人々。

初めてみたのです。このすごい光景を。

私、本当に平和ボケしてたんだな～。
この日をどれだけの人々がつらい思いで過ごしていたか、
全然わかっていなかった。

日本人として、自分は本当に勉強不足だと感じた今日一日。