カリフォルニア逃避行 2013年末の旅1

気がつくとあれから5年。

青い空、広い道路、感動的な自然の数々を見て
人生とは、自分の目標とは、ということをリセットできたすばらしい日々。
日々に追われ、何か大切なことを忘れているんじゃないか、
くだらないことを不満に感じているのではないか、という想い。

「人生初、ＴＶで観る出国ラッシュを体験したい！」

そんなD氏の一言から始まった年末年始の旅行計画。

次の日、すぐにロス行きの航空券をチェキラして、
ワンクリックで航空券を購入してしまった。

毎年12月になると、D氏はインフルエンザ、娘は風邪やノロなど
サラリーマン体質の二人。
今回はD氏も予防接種を打ち、万全の体制で臨んだ12月27日。

1日有給を取って成田に向かったからか、
ＴＶで観るような出国ラッシュはまったく無く、空港はガラガラ・・・。

ありがたいような、拍子抜けなような・・・。

成田から9時間、娘が赤ちゃんだった時は地獄のフライトだったけど、
6歳にもなれば、映画を観たり、ゲームをしたり、ちゃんと一人でご飯を食べられたり
楽々であり、ありがたいほど成長した。

心配性の娘は離陸前に、飛行機は落ちないのか、と何度も聞いてきたが、
いざ離陸して、例のごとくカムチャッカ近辺で
揺れて揺れて、エアポケットに入って急降下した際には
ぎゃははーーと喜んでいた。
私のほうが座席の肘掛に必死でつかまって耐えていた・・・。
そしてとうとう、ロスに到着！！
やっぱり東海岸に比べて、西海岸は近いなあ。

スーツケース2つとリュックサック1つ、不安たっぷりで降り立ったロスの空港。
あの頃のわくわく感がフラッシュバックしてきた。
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ホリデーシーズンでにぎわうレンタカー屋、
長蛇の列に並びながら、
繁忙期にゆったりした対応と、仕事中でも私語をやめないアメリカ人、
そうだった、そうだった。とさっそく思い出し、ひとつ懐かしく思う。

なんとかレンタカーを借りて、南へ～南へ～。

今回は、我らの住んでいた街近辺で、のんびりするのが目的。
さっそくホテルにチェックインして、懐かしのあの場所へ。



University of California, Irvine

この歩道橋を重いリュックサックをしょって、何度も渡ったな～。

透き通るような青い空。
そうそう、この青い空を見上げて、一瞬一瞬を楽しもうと心に誓ったんだった。


最初の1ヶ月、英語の授業をした教室。
全部全部そのままで、本当に懐かしい。
この授業のクラスメイトの一人が、D氏なんだよねー。運命感じるわ。この大学。

学校は駐車場や建物がさらに増えて、どんどん開発が進んでいた。
娘はあまりの広さに、どこが学校かどこが公園か、理解できずにいたけど。

その後、感動的に美しいビーチ、Balboa　Islandへ。



ここも昔と変わらない。
車が3台しか乗れないイカダフェリーに乗って、青い空と美しい海を堪能。

やはり冬は日が短く、徐々に暮れてきたので、最初のDinnerはやっぱりいくでしょハンバーガー。

ビールのつまみに、サイドディっシュのポテトを先に持ってきて～とお願いしたら
テーブルの上がフライドポテトだらけになるくらい、たっぷり持ってきてくれた。

懐かしいスピナッチディップ。

なぜかこのディップのサイドディっシュでもポテト。
どんだけ芋食べるんだというくらい、たーっぷり。

娘も大きなハンバーガーにかじりつき、モリモリ大人1人前くらい食べちゃってた。

最高に楽しくて、ながーい一日は時差ぼけとの戦いで夜中まで続く。